私は最近本屋でタルムードというものを知った。今までもある程度話しや書籍で知ってはいた。
しかし、内容とはと問われると詳しくは話すことはできなかった。
タルムードはユダヤ人の人生の指針書であり、生活の規範である。
宗教書ということもできそうであるが、ユダヤ教の経典ではなさそうなのである。
簡単に言えば人生の教訓が書かれていて、それについて読者はどう考えるかというものなのだ。
ユダヤ人といえば成功者を始め、歴史に名を残した人は多い。ノーベル賞の受賞者も多いことで知られている。
彼らがどうして成功したのか。その秘密がタルムードにあるという研究者もいる。
ユダヤ人は国を追われ、困難な環境で生き延びてきた民族だ。2000年間国はなかった。いわば放浪の民なのである。
そんな彼らが行きついた人生の教訓。我々に示唆するものが多くあることをしった。
単なる過去のお話しでは終わることのできない、現代のわれわれに多くの指針を与えてくれるようだ。
タルムードに触れて
そのタルムードであるが、その中で彼らがとても重要視していることがあった。
それは、休日のこと。
つまり、週末の過ごし方である。
週末について、とことん休みなさいというものである。
仕事を持ち込んではいけない。
ユダヤ人というと富豪が多いが、どこか仕事ばかりをしていて、お金に目がくらんだという先入観があった。しかしそれは間違いだ。
彼らは休むことを知っている。休むことのスキルを体得している。
休むことがどれだけ、人生を豊かにすることであるかをわかっているのである。
我々は、仕事をしなければ不安になる。
副業もそうだ。最近副業をする人も増えている。週末は本業から離れて、副業だ。
と意気込む。しかし、それも彼らにとっては厳禁だ。
しっかり休む事を教えている。
仕事をいっさいやらない。そして仕事とは全く異なることをする。
趣味ともいえるかもしれない。
それによって想像力が発揮されるというのである。
まるで画家が絵を描きながら、ときには遠くからその絵を眺めては、作業を進めるようにだ。
人生もたまには大局的に自分を見つめなおすことが必要だ。
それが、休むことの意義だ。
ではいつ休むのか。タルムードによれば、土曜日だということだ。
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週末のこと。土曜日の過ごし方
土曜日
我々は日曜日休むと思いがちである。
しかし、
土曜日を休みに充てる。
たしかに、日曜日休むと考えると、土曜日は仕事をしたくなる。
私は実際土曜日何もしないという決心をして、ぼんやりと過ごしてみた。
午前中は散歩。そして図書館で読書。昼は家でゆっくり。
サウナへ行き。
最後は
勉強カフェにむかった。
完全に作業から遠のけた。
するのは、歩くこと、読書、食事くらいだった。
休むことを意識することは少なかった。
土曜日まるまる一日を休息の時間にあてる。
そんな中、勉強カフェなるものに入って英語の勉強をしたり、本を読んだりした。
勉強カフェの利用
勉強カフェ。これは、勉強をするための空間を提供しているカフェだ。
一般にカフェは利用客が会話をしている。勉強する目的で来ている人もいれば、会話目的できている人も大半だ。
しかし、勉強カフェは勉強だけをするために来ている。
勉強だけに集中できる空間だ。
もちろん時間単位で使用料金はかかる。
私の場合は3時間で3000ウォン(韓国ウォン:日本円で300円ほど)だった。
家で作業するよりも、環境をかえることで、充分な休息をとることはできた。
土曜日の過ごし方の一つとしてスタディカフェはおすすめだ。
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