朝早く起きると「6文の得」という。
これは金銭的な得という面よりは、
精神的な得という面もあると思う。
それはどうしてか。このことについて考えてみたい。
1.朝起きという「克己」
朝早く起きることは、自分の意志がけっこう強くなければならない。
それはそうだ。
明日の朝は6時には起きよう。と決めて就寝する。
そして次の朝目覚ましの音で目覚めるが、ベッドや布団から出ることは、本人の意思である。
目が覚めるのは、意志というよりは、自然な体の動きと呼べるであろうか。
しかし、そこから布団から出ることは、かなりの意志が伴う。これを経験してるのではなだろうか。
実は私も毎朝、特に前日疲労が溜まっていたり、ストレスを受けていたりすると、
朝目覚めて起きるのがつらい。そのつらさを押し切って、床からでるのは、強い意志が必要なときがある。
この行動自害は自らの“もっと寝ていたい”という「弱さ」や「誘惑」に打ち克たなければならない世界なのだ。
これを一言でいうと、
「克己」
とでもいえようか。
己に打ち克つのである。
起きるとは、「克己」という自分との闘いでもある。
2.出勤前の投資
さて、この起きるという行為を終え、朝静まり返った早朝に何かの作業にとりかかむ。
つなり、「朝活」の始まりだ。
読書、勉強、日記、副業、趣味の活動など。この朝の時間帯は自分だけの時間だ。
いわゆる「自分投資」といも言い換えられるだろう。
この早朝に自分の将来のために、自分の自己啓発のために、健康のために、朝の活動
いわゆる
朝 活
に励む。
これこそ、自分への投資だ。つまり「自己投資」と言い換えてもいいだろう。
そして、一日の始まりに何かの作業を成し遂げた。とすると、これが達成感を生み出すだろう。
朝の散歩であるならば、30分のコースをとにかく回ってみる。
30分読書に集中する。10分日記を書いてみる。10分体操をしたりストレッチをする。など
前日や先週、自分に約束したことを、成し遂げたのだという、自信はつくと思う。
短い時間でも、決めたことを成し遂げることは、本業をこなすうえでも、力強いモチベーションになると思われる。
今日一日の起爆剤。これが早朝の朝活であり、早起きである。
3.自己肯定感
朝早朝、眠たい体を起こして、朝活をする。または散歩にでかける。そして出勤の準備に取り掛かる。
こうした一連の行動から、
朝の時間に「自己投資」できたという充実感がおこる。
この朝の短い時間に「充実感」を感じられると、自分への肯定的な、プラス思考は生まれてくる。
自信もつくだろう。
今日も一日にがんばろうという意欲もわき、がんばれるという予感もある。
このような一連の行動と感情によって、
自己肯定感
は生まれてくるはずだ。
自分は~の仕事ができる。~の実績を生み出せる。~を完成できる。
私はこの朝の習慣を朝方に変えるだけで、自己肯定感は増すと考えてみる。
朝の時間のわずかな投資。しかし、これが積み重ねていくと、大きな投資となって成果は現れてくる。
それを信じて毎日朝起きにチャレンンジしてみてはどうだろうか。
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