毎日朝散歩して出会うのがこの木。
プラタナス。日本では篠懸の木という。
主に街路樹や公園で植えられている。世界四大街路樹に数えられる。
ほとんど毎日出会う木なのに、それほど気を留めなかったのが、申し訳ない。
秋は落葉樹のせいか、たくさんの落ち葉を落とす。それもかなり大きい。
形は円錐状卵型だ。葉っぱは掌状で5~7裂となる。
実は丸く尖っている。この実の形が山伏が切る茶色の服につける房の形に似ているから
篠懸の木と呼ばれているのだ。
一番の特徴は樹皮かもしれない。樹皮がはがれて、うろこ状になっている。
ただ、痩せた地や乾燥に非常に強く、大気汚染にも強いのだそうだ。だからか
移植されることが多いということだ。
日本にも明治末期に渡来した。外来種だ。
大きさが15から20メートルという高さだから見ごたえはある。私はこの木々の下でよく体操をしたり、ベンチに座ってぼんやりする。
実はこのプラタナス。
哲学者プラトンの名前から来ているという説もある。
プラトンがこの木のもとでよく議論をしたとう伝えからだそうだ。
この木の下で思索すると、もしかしたら哲学的な発想ができるのかもしれない。
木々はそんな人間の知をも育てくれる役割をしていたのだろうか。
英語ではPlane treeだ。
ギリシャ語でplatysとは広いという意味。
そういうこともあり、花言葉は、「天才」。
今日もこの木の下で思索してみよう!
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